コンパイル時代とは違い、フィーバーキャラは実際に魔法を使ってみせるシーンがほとんどありません。二次創作で魔法を取り入れる場合、その効果は想像に頼るしかないのが現状です(『!!』ではアミティの「ばよえ〜ん」と「アクセル」がアルルの対応魔法と同じ効果であることが説明されました)。魔法名から創る場合も、英語以外が出典のキャラが多くなかなか難しいですよね。響きが良く、公式と馴染むような単語を探していきたいと思っています。
アルルの魔法は「ばよえ〜ん」を除きすべて英語の名詞です。
実績がある唯一の魔導師なのでネタに困ることはないでしょう。登場するのは「ヘブンレイ」「シールド」を除いては全て『はなまる』『炎の卒園児』で使われた魔法です。なので、そこから採るのが「らしい」かも。
アミティの魔法は英語の名詞です。例外「エクリクシス」「アクティーナ」はギリシャ語の名詞です。
意図的な一致の「ばっよえ〜ん」を除き、アルルが使ったことのある魔法とは被らせていないようです。ただし、その他の魔導キャラとの一致(シェゾの「フレイム」「ブリザード」など)は気にしません。
「フェアリーフェア」「ブラストビート」と頭韻を踏む傾向もなきにしもあらず。……じゃあ、「ブリザード」じゃなくて「スノーストーム」とかにすればよかったのに。「アイスストーム」と被りすぎるかな。
風魔法は「風名」+「動き」の構造で統一されています。
クルークくんの魔法はすべてラテン語の名詞です。
「火」を除いては「星雲」「天の川」「銀河系」「引力」「日蝕」「彗星の尾」「プロミネンス」「北斗七星」「月蝕」「恒星」と宇宙・天体・星関係用語で統一されています。
「ラクテウス・オルビス」と「ヌーブラエ・マクラ」は韻を踏む同拍の二要素に崩してあります。
リデルの魔法はイタリア語の名詞です。形容詞「テンポラレスコ」と「プルア・ヴェント」が例外です。
『1』では嵐を呼ぶ鬼娘でしたが、『2』以降は晴れたり虹が出たりとより穏やかな気象用語も登場しています。
ラフィーナの魔法はフランス語の名詞です。形容詞「フォルト」と動詞「デファンドル」が例外です。
奇数番目が降水にちなんだ天気関係、偶数番目が火や光、そして最大魔法が光と水による「虹」です。綺麗ですね。